FC2ブログ
桐たんす、和家具からテーブル、机までお造りする職人です。また漆塗りの職人でもあります/指物師、漆塗師~京都の大東漆木工

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- : スポンサー広告 :
Pagetop

桐たんす、桐チェスト、古色再生

IMG_1504.jpg

 兵庫県の姫路のお客様のお宅に桐チェストを納品しました。

 古風でいられると言いますか、大変、奥ゆかしく物腰の柔らかい娘様と、

IMG_1509.jpg

 こちらは、現代的で、活発で元気でおられるお母様とお孫様のお二人です。

 引き出し6段の桐たんすを納めさせて頂きましたです。


IMG_1001.jpg

 納めさせていただいた桐たんすと桐チェストは、実は、こちらの古い桐たんすを修理し、古色に色を付けて再生したものです。


IMG_1005.jpg

 裏板も外れていて、持ち運ぶときに半分崩れてしまいました。


IMG_1275.jpg

 一寸手間は掛かりましたが、娘様の方には、こんなふうに、桐のチェストにリメイクして納めさせて頂きました。


IMG_1297.jpg

 裏板を新たに造って貼り直したり、台輪を新しく造ったり


IMG_1287.jpg
 
 天板を別に造って上から被せたり、色々と手を加えました。

 材料はもちろん、無垢の桐材です。


IMG_1347.jpg

 天板は、取り外し可能です。
 
 色付けは、樹の皮を煎じて造った天然の染料と薬品、柿渋などを使って行いました。

 いわゆる、草木染めの一種です。



IMG_1382.jpg

 こちらは、お母様に納めました、引き出し6段の桐たんすです。


IMG_1438.jpg

 横側の銀色の金具は、棒通しといって、このように棒を通して運ぶための金具です。

 傷んでいたので、一寸奮発して良い物に替えました。


IMG_1480.jpg

 細部はこんな感じです。

 金具はメッキしたり、取り替えたりせずに、そのまま再利用しました。


IMG_1513.jpg

 お母様が、「現代的になって帰ってきた。」と言っておられました。

 ちょっと、今風に洒落た、時代色と言うか、古色再生の桐たんすと桐チェストです。


お問い合わせは、こちらです。



ブログ村へクリック頂けたら嬉しいです。


にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へ


にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
2013-10-10 : 桐たんす洗い、修理(再生、リフォーム) : コメント : 0 :
Pagetop

一間 桐たんす再生(リフォーム)

IMG_0425.jpg

 一間幅の 桐たんすを修理して再生(リフォーム)しましてお客様のお宅に納めました。

 写真は、お客様の娘様です。非常に天真爛漫といいますか、感じの良い方です。

 私と同い年と聞いて、びっくりしました。



IMG_0437.jpg

 京都のど真ん中、祇園です。



IMG_0432.jpg

 ちょうどその祇園の中心の一郭に、お客様のお宅があります。


IMG_0428_20130830202038b7c.jpg

 それはさておき、再生(リフォーム)した桐たんすの細部を見てみますと、


IMG_0311.jpg

 扉です。


IMG_0309.jpg

 開けたところです。


IMG_0277.jpg

 引出し周りです。


桐たんすと金具

 金具は、メッキせずにそのままの風合いを活かして付けました。


IMG_1857.jpg

 この桐たんすは、こんな感じで、修理しました。

 白いところは、新しく替えたりした部分です。
 

IMG_1866.jpg

 修理した桐たんすの裏側です。


IMG_1898.jpg

 1間の桐たんすの右下側です。


IMG_1910.jpg

 扉は替えました。


 桐たんすと娘様

 娘様が、

「引き出しを開けるといい香りがする。」と言って喜んでおられました。



お問い合わせは、こちらです。


ブログ村へクリック頂けたら嬉しいです。

にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ

2013-08-30 : 桐たんす洗い、修理(再生、リフォーム) : コメント : 0 :
Pagetop

一間幅の桐たんす

IMG_1759.jpg
 
 ウチの庭の木です。


IMG_1761.jpg

 町中ですけれど、ちょっとした森になっています。


IMG_1796.jpg

 朝から、クマゼミが、シュワッ、シュワッ、シャー、シャー、と、威勢よく鳴いています。


IMG_1795.jpg

 昼からは、アブラゼミが、ジリジリジリジリーと、時折、鳴いています。

 昔はアブラゼミのほうが多かったですが、南方種のクマゼミに勢力を奪われたようです。


IMG_1832.jpg

 一間幅(180cm)の桐たんすです。

 間箪笥(けんたんす)とも、呼びます。

 修理、再生です。



IMG_1779.jpg

 何個かの小さなたんすが、組み合わさって一間幅(180cm)の大きな桐たんすになります。


IMG_1720.jpg

 何個かの内の一つの箪笥は、解体修理です。

 傷んだ部分を新しく替えたり、


IMG_1723.jpg

 新しく桐材で造り足したりしました。


IMG_1731.jpg

 そして、組み直します。


IMG_1736.jpg

 こんな感じで、木釘を打ち直して組み付けます。


IMG_1823.jpg

 こちらは、支輪と言って、間たんすの一番上に乗るパーツです。

 無くなっていたので、新しく桐材で造りました。


IMG_1805.jpg

 他にも、台輪や中輪等、無い物が多くあって、ずいぶん、造り足しました。


IMG_1831_201307310636333b3.jpg

 こんな感じです。


IMG_1816.jpg

 大分、手間がかかりましたが、あと僅かで仕上がります。 

 7月も今日で終わりです。

 何はともあれ、暑中お見舞い申し上げます。


お問い合わせは、こちらです。


ブログ村へクリック頂けたら嬉しいです。

にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へ
2013-07-31 : 桐たんす洗い、修理(再生、リフォーム) : コメント : 0 :
Pagetop

桐たんす再生、お洒落な時代金具

再生したお洒落な桐たんす、京都伏見

 ちょっと前になりますが、京都の伏見、淀という所に桐の時代たんすを再生して、納めさせて頂きました。

 淀は、あの淀君の、淀城の場所です。
 
 
 再生した桐の時代たんす、お洒落な金具

 話は変わりますが、お客様が、「この桐たんすは、普通の桐たんすと違って、お洒落なところが好きなんです。」と言っておられました。
 

桐たんすお洒落な時代金具

 どういうところが、お洒落と思われるか伺いましたら、


古色に仕上げた桐の時代箪笥

 「金具が、お洒落なところが好きなんです。普通の桐たんすには、こ
んな洒落た金具はついてないでしょ。」
とのことでした。


桐たんすの側面のお洒落な時代金具

 そう言われて、よく見ますと、横側の金具も、ハート型の模様の透かしが入っていたりと、何となくお洒落な金具がついています。
 

お洒落な桐の時代箪笥

 この桐たんすの上置きは、チェストとして使われることになりましたが、ちょっと見た感じ全体的にお洒落な感じがします。


古い再生前の桐の時代箪笥

 元々は、こんな感じの、古い桐の時代箪笥でした。


三つ重ねの桐の時代箪笥を分けて使う

 三つ重ねの桐の時代箪笥ですが、こんな風に、上置きと分けて使うことになりました。

 まず、金具を外して、水で流しながらよく洗います。そして乾いたら修理をします。


桐たんす、はぎ合わせ部分の虫喰いの様子です

 この桐たんすの、天板の接ぎ合わせ部分の虫喰いの様子です。

 接ぎ合わせの米の糊に虫がよく付くことが多いです。

 
桐たんす修理、はぎ合わせの虫喰い部分を割取る

 丸のこで、接ぎ合わせの虫喰い部分を割取ります。


桐たんす修理、虫喰い部分を割取り、埋木をして修復

 虫喰い部分を割取り、ちょっと幅を押し広げるように埋木をして修正します。


桐たんす修理、埋木し修復後、鉋で平に削る

 埋木したあと、鉋で平に削って仕上げます。


桐たんす再生、側板、反りと接ぎ切れ

 この桐たんすの側板ですが、接ぎが切れて、こんなふうに、板が反ってしまっています。

 接ぎが切れるのは、木が年数を経て縮むからです。

 
桐たんす修理、側板、反りと接ぎ切れの部分を割る

 木の繊維と平行に、大体、1%縮みます。幅50cmの板で、約5mm縮みます。

 それを修正するように直します。


 丸のこで、反りと接ぎ切れの部分をきっちり割ります。


桐たんす修理、側板、反りと接ぎ切れの部分を割って埋木する

 縮んだ幅を修正するように少し押し広げて、埋木をします。


桐たんす再生、裏板、木の縮による接ぎ切れ

 こちらは、この桐たんすの裏板ですが、同じように板が縮んで接ぎが切れてバラけてしまっていました。


桐たんす再生、裏板修理、縮んだ木の分を新しく足して接ぎ切れを修復

 縮んだ板の分を新しく足して接ぎ切れを修復します。

 白く新しい木の幅が、大体、年数を経て縮んだ板の分です。


桐たんす再生、裏側の修理をする

 二つ重ねで使う桐たんすの、後ろ側の修理の様子です。


桐たんす再生、棚口修理

 桐たんすの引き出しの前板も 縮んで、本体の棚口との間に、隙間が、3mm程出来ていました。

 それで、棚口に新しく桐材を継ぎ足して、引出しを閉めた時、隙間ができないように直します。


桐たんす再生、桐たんす本体と引き出しとの隙間をなくして、修理して、調整した様子

 桐たんす本体と引き出しとの隙間をなくして、修理して、調整した様子です。

 白く見える部分が、新しい桐材で、修理したり、継ぎ足したりところです。


桐たんす再生、二つ重ね、木地修理、上側

 二つ重ねの桐たんすの上側の修理の様子です。


桐たんす再生、二つ重ね、木地修理、下側

 下側の修理、調整の様子です。


桐たんす再生、二つ重ね、木地修理、斜め横側

 引き出しが、隙間なくピッタリと箪笥本体に納まるように修復して調整しました。


桐、時代箪笥、再生、上置き木地修理

 桐の時代箪笥の上置き部分の修理ができた様子です。

 木地の修理が終わったら時代色といいますか、古色といいますか古美た色をつけて仕上げます。


お洒落な桐の時代たんすの箱引手

 木の皮などを煎じて作った、天然の染料を塗って、さらに触媒と言って、薬で色を出して、定着させます。

 さらに渋やロウで艶を出して仕上げます。

 昔から使われている材料を使って仕上げますと、ちょっと、味わい深い色に仕上がります。

 桐の時代たんすの箱取手も、鍵座も、木地の色とマッチしたような感じです。


桐の時代箪笥の隅金具

 桐たんすの天板の時代仕上げの木目の様子と隅金具です。

桐たんす時代色仕上げ、側面

 横側の様子です、ハート型の模様の透かしが、なんとなく西洋的といいますか近代的な感じがします。


桐たんす、時代色仕上げ

 チョットお洒落な、二つ重ねの桐の時代たんすです。


桐たんすをお洒落に使う

 桐の時代たんすの上置きは、テレビを置いてチェストとして使われます。

お問い合わせは、こちらです。


ブログ村へクリック頂けたら嬉しいです。

にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へ

2013-05-11 : 桐たんす洗い、修理(再生、リフォーム) : コメント : 2 : トラックバック : 0
Pagetop

桐たんす化粧直して再生

桐たんす再生
  
 桐たんすのリフォーム(修理、再生)です。
 ちょっと見た感じ、新しく造った真っさらの桐たんすのようです。


桐たんす化粧し直し

 洗って削り直して、さらにトノコで化粧し直しました。
 2棹同時に作業しました。


桐たんす化粧仕上げ
 
 トノコとヤシャブシで色をつけて化粧しているところです。


桐たんす化粧、蝋引き

 最後にロウで磨いて仕上げます。


桐たんす扉の金具、銀メッキ

 金具もメッキし直して取り付けました。
 銀メッキの呂色磨きですです。扉の金具です。


桐たんすの金具、銀メッキ

 鐶と鍵座です。紋付です。


桐たんすの金具、銀メッキ呂色磨き

 引戸と引手です。桐たんすによく合う端正な金具です。


桐たんすの金具、つや消しの金メッキ

 こちらは、つや消しの金メッキです。落ち着いた品のある色目ですが、高くつきました。 


桐たんすの金具、金メッキ

 引戸まわりです。


桐たんすの引戸の金具、金メッキ

 最近流行りの桐たんすによく使われる形の鍵座です。


お洒落な桐たんす

 なにはともあれ、ちょっと上品でシックな桐たんすに蘇ってやれやれです。

お問い合わせは、こちらです。


ブログ村へクリック頂けたら嬉しいです。

にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へ


2012-10-29 : 桐たんす洗い、修理(再生、リフォーム) : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop
« 前のページ  ホーム  次のページ »

プロフィール

 大東伸哉・おおひがしのぶや

Author: 大東伸哉・おおひがしのぶや
 京都生まれ
 主にオーダーで、桐たんすをはじめ、水屋箪笥、机等、無垢の木で家具を造っています。
 漆塗りの職人(塗師)でもあります。
 桐箪笥や和家具の洗い修理、再生(リフォーム)や、漆の塗り直し等もしています。
Nobuya Ohigashi

バナーを作成

ウチのお店の近況です

大東漆木工(おおひがしうるしもっこう)


ウチのお店の近況です。 どなたでも、ご覧頂けます。 ぜひご覧ください。

最新記事

お問い合わせ頂けたら嬉しいです

お問い合わせは、下記のメールフォームか、ホームページよりお願いします。

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

最新トラックバック


にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。