桐たんす、和家具からテーブル、机までお造りする職人です。また漆塗りの職人でもあります/指物師、漆塗師~京都の大東漆木工

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寒冷紗(かんれいしゃ)(漆下地に使う布)

2011年7月30日
漆下地に使う布

 漆の下地は細かい土の粉と生漆を混ぜてこね合わせたものを薄く素地に付けますが、その前に布着せといって、布を貼る場合があります。
 布の目を出したいときや、さらにむっくりと仕上げたいときや、カドなど補強したい場合、この布着せをする場合があります。

糊漆で布を着せます

 この漆の下地に用いる布は、麻布や、蚊帳や、綿の場合は寒冷紗など、少し透けたような目の粗い布を、糊漆で貼り付けます。少々、目の粗い目の布のほうが、素地にきっちりと空気が入らずに貼り付けられます。

布下地出来上がり

 うちでは、大体、寒冷紗を用いることが多いです。
 上の写真は、寒冷紗を計って、裁断している様子です。
 真ん中の写真は、糊漆で布を貼り付けている様子です。
 3枚目の写真は、箪笥に布を前面に貼って、砥ぎ上げて、引き出しが納まるかどうかを確認している様子です。
布着せが終わりますと、下地を入れる工程に移ります。
 ※糊漆は、米の糊と生漆をませ合わせたものです。

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2011-11-25 : 漆塗り : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

 大東伸哉・おおひがしのぶや

Author: 大東伸哉・おおひがしのぶや
 京都生まれ
 主にオーダーで、桐たんすをはじめ、水屋箪笥、机等、無垢の木で家具を造っています。
 漆塗りの職人(塗師)でもあります。
 桐箪笥や和家具の洗い修理、再生(リフォーム)や、漆の塗り直し等もしています。
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