桐たんす、和家具からテーブル、机までお造りする職人です。また漆塗りの職人でもあります/指物師、漆塗師~京都の大東漆木工

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漆塗り、箆(へら)付け

漆下地付け

 漆塗りの作業をしています。漆の下地を付けています。
 普通、朱などの顔料を漆に混ぜて塗りますが、その前に、むっくりと仕上がるように、下地付けと言う事をします。


たんす、漆下地

 全体は、実はこんな箪笥です。漆塗りの箪笥になりますが、それはさて置き、


糊漆で布貼り

 漆と、お米の粉で作った糊で、布を貼ったり、


漆下地付け、錆付け

 さらにその上に、漆と土を練り合わせて付けたりします。
 このようにして、下地を造っていきますが、


漆、下地箆

 この下地付けの作業は、全て、箆(ヘラ)という道具を用いて行います。
 

漆、下地箆の刃先
 
 漆の下地付けに使う、箆の刃先は、薄く包丁のように削って調整します


調整した箆の刃先
 
 と言っても、薄く削りすぎると、腰がなくなってうまく下地を付けることができません。
 薄いけれども、腰を残すように、また、しなやかにしなるように削って仕立てます。

 上手く下地付けをするには、上手に、ヘラを、鉋や小刀で削らなくてはなりません。


表面の凸凹なしに、漆下地を付ける

 このようによく調整されたヘラによって、漆の下地を、なるべくうすく、出来るだけ同じ厚みで、表面の凸凹なしに付けることができます。
 
 この下地に関する作業は、結構難しく、俗に「箆付け八年、塗り三年」とも言われます。

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2012-08-19 : 漆塗り : コメント : 2 : トラックバック : 0
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いつも拝見させていただいています
はじめてコメントします。
えいさんと申します。
いつも、美しく仕上がる職人技を見て感動しています。
思わず写真に見入ってしまいますよ。

私は人間として基礎が出来ていないので、なんともはや。。(笑)
下地からやり直します(反省)
2012-09-10 06:39 : えいさん URL : 編集
Re: いつも拝見させていただいています
> はじめてコメントします。
> えいさんと申します。
> いつも、美しく仕上がる職人技を見て感動しています。
> 思わず写真に見入ってしまいますよ。
>
> 私は人間として基礎が出来ていないので、なんともはや。。(笑)
> 下地からやり直します(反省)

お褒めの言葉を頂きましたが、大変恥ずかしく、穴があったら入りたいくらいです。
えいさんが、下地からやり直されるとしたら、私は、その前の木地から造り直されなければなりません。
2012-09-10 23:26 :  大東 URL : 編集
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プロフィール

 大東伸哉・おおひがしのぶや

Author: 大東伸哉・おおひがしのぶや
 京都生まれ
 主にオーダーで、桐たんすをはじめ、水屋箪笥、机等、無垢の木で家具を造っています。
 漆塗りの職人(塗師)でもあります。
 桐箪笥や和家具の洗い修理、再生(リフォーム)や、漆の塗り直し等もしています。
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