漆塗り、下地付け…そして
前回、「次回は、漆塗りの下地付けの様子をご紹介しますので、…」と、言っておりましたが…

ヘラで漆の下地を付けているところですが、…
今回は、ちょっと予定を変更して、漆塗りの仕上がった様子を、先に簡単に紹介してみたいと思います。

塗った漆が、乾いたところです。

座卓です。近づいて、見たら、こんな感じです。

箪笥です。金具を付けて、引き出しを開けたところです。
中は、桐です。

座卓を全体に見ると、こんな感じです。模様の付いた、漆の溜塗りです。

時代金具を付けて仕上げた、漆、黒塗りの箪笥です。

同じように時代金具を付けた漆塗りの箪笥でが、朱溜塗りという塗り方です。

次回は、漆塗りの、下地を付けたり研いだりする様子をご紹介しますので、ぜひご覧ください。

ヘラで漆の下地を付けているところですが、…
今回は、ちょっと予定を変更して、漆塗りの仕上がった様子を、先に簡単に紹介してみたいと思います。

塗った漆が、乾いたところです。

座卓です。近づいて、見たら、こんな感じです。

箪笥です。金具を付けて、引き出しを開けたところです。
中は、桐です。

座卓を全体に見ると、こんな感じです。模様の付いた、漆の溜塗りです。

時代金具を付けて仕上げた、漆、黒塗りの箪笥です。

同じように時代金具を付けた漆塗りの箪笥でが、朱溜塗りという塗り方です。

次回は、漆塗りの、下地を付けたり研いだりする様子をご紹介しますので、ぜひご覧ください。
お問い合わせは、こちらです。
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桐たんす、修理、再生
今回も、前回にひき続いて、漆のお話はお休みして、桐たんすのお直しの様子を、もう少し詳しく、紹介してみたいと思います。

前回紹介しました、桐たんすです。修理、再生リフォームしたものです。

お直しする前は、こんなでした。幅4尺の三つ重ねの桐たんすです。

こちらも同じです。幅3尺で二つ重ねの桐たんすです。

幅4尺の桐たんすの修理する前の扉回りです。こんな風に傷んでいました。

横側から見たところです。

まず、水で流しながら、洗います。そして乾いたらこんな感じです。
よく乾いてから修理します。

先程の扉回りはこんな感じに直しました。

横側から見るとは、こんなです。

直して、全体的に鉋を掛けたら、、化粧して仕上げます。
まず、浮造りといって、こんな感じの、タワシのもっと硬いようなもので、桐の表面に凸凹をつけます。

そして、砥の粉という黄土色の細かい土の粉と、

ヤシャブシの実を煎じて造った、コーヒー色した染料で、色を付けて、化粧します。

さらに、ロウを引いてツヤを出します。

直して、化粧して仕上げた、三つ重ねの桐たんすの扉回りです。

扉を開けると、こんな感じです。

こちらは、二つ重ねの桐たんすの、前側を直した様子です。

引出しの前板が薄かったのと、本体の棚や、枠周りが欠けていたり、引出しとの間に隙間が開いていたので、
桐の柾目板を練り付け直しました。

こんな感じで、練り付けし直しました。

トノコで化粧して仕上げたら、こんな感じになります。

お直して、仕上げた幅3尺の二つ重ね桐たんすです。

裏側です。裏板も縮んで、割れてめくれていました。

裏側の板を外して、色々と直します。

裏板を新しく、桐で造って仕上げます。

裏板を木釘と糊で付けて、一緒に、後脚も新たに付けます。

桐たんすの、裏側を鉋で仕上げます。

こんな感じになります。

こちらは、引出しの修理の様子です。縮んで割れて、糊と釘が効いてませんでしたので、底板を外して

少し足して、また貼り付けて直します。

他にも、目に見えない部分の修理や、言葉や、画像では、説明できそうにない修理の作業もいっぱいあります。

本当は、そういう言い難い、隠れた作業や仕事のほうが大事なのですが、やっぱり説明しにくいので、今回は、これで終わります。

職人さんの気質といいますか、良識でする作業や仕事というのもあって、
これも、また説明し難いものです。

さて、次回は、また漆塗りの話に戻って

下地付けの様子をご紹介いたしますので、また、ご覧いただけたら嬉しく思います。

前回紹介しました、桐たんすです。修理、再生リフォームしたものです。

お直しする前は、こんなでした。幅4尺の三つ重ねの桐たんすです。

こちらも同じです。幅3尺で二つ重ねの桐たんすです。

幅4尺の桐たんすの修理する前の扉回りです。こんな風に傷んでいました。

横側から見たところです。

まず、水で流しながら、洗います。そして乾いたらこんな感じです。
よく乾いてから修理します。

先程の扉回りはこんな感じに直しました。

横側から見るとは、こんなです。

直して、全体的に鉋を掛けたら、、化粧して仕上げます。
まず、浮造りといって、こんな感じの、タワシのもっと硬いようなもので、桐の表面に凸凹をつけます。

そして、砥の粉という黄土色の細かい土の粉と、

ヤシャブシの実を煎じて造った、コーヒー色した染料で、色を付けて、化粧します。

さらに、ロウを引いてツヤを出します。

直して、化粧して仕上げた、三つ重ねの桐たんすの扉回りです。

扉を開けると、こんな感じです。

こちらは、二つ重ねの桐たんすの、前側を直した様子です。

引出しの前板が薄かったのと、本体の棚や、枠周りが欠けていたり、引出しとの間に隙間が開いていたので、
桐の柾目板を練り付け直しました。

こんな感じで、練り付けし直しました。

トノコで化粧して仕上げたら、こんな感じになります。

お直して、仕上げた幅3尺の二つ重ね桐たんすです。

裏側です。裏板も縮んで、割れてめくれていました。

裏側の板を外して、色々と直します。

裏板を新しく、桐で造って仕上げます。

裏板を木釘と糊で付けて、一緒に、後脚も新たに付けます。

桐たんすの、裏側を鉋で仕上げます。

こんな感じになります。

こちらは、引出しの修理の様子です。縮んで割れて、糊と釘が効いてませんでしたので、底板を外して

少し足して、また貼り付けて直します。

他にも、目に見えない部分の修理や、言葉や、画像では、説明できそうにない修理の作業もいっぱいあります。

本当は、そういう言い難い、隠れた作業や仕事のほうが大事なのですが、やっぱり説明しにくいので、今回は、これで終わります。

職人さんの気質といいますか、良識でする作業や仕事というのもあって、
これも、また説明し難いものです。

さて、次回は、また漆塗りの話に戻って

下地付けの様子をご紹介いたしますので、また、ご覧いただけたら嬉しく思います。
お問い合わせは、こちらです。
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2014-05-01 :
桐たんす洗い、修理(再生、リフォーム) :
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