桐たんす、和家具からテーブル、机までお造りする職人です。また漆塗りの職人でもあります/指物師、漆塗師~京都の大東漆木工

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桐たんす、桐チェスト、古色再生 2

娘様に納めた桐チェスト

 兵庫県の姫路のお客様に納めました古色再生の桐チェストと


お母様宅に納めた桐たんす

 桐たんすですが、どのように修理して再生したり、リメイクしたか、

その工程を、紹介してみたいと思います。


バラけた桐たんすを修復

 バラバラに崩れていたので、糊を付けてくっつけているところです。


桐たんすの胴板を機械で挽き割る

 反ったり、縮んだり、割れたりしていた箪笥の胴体の板は、丸鋸で一旦挽き割って、

胴板の力を抜いて、歪みを取り、


桐たんすの胴板を割って修正

 そして、薄い木切れを差し入れて、板の幅や反りを修正します。


桐たんすの奥行を修正

 さらに、桐たんすの奥行が、大分縮んでいたので、木を継ぎ足して補正しました。


桐たんす本体締め直し

 桐たんすの本体を、糊を入れ直して、全体に締め直しているところです。


桐たんす本体、裏板を新しく貼る

 桐たんすの後側は、裏板が外れていましたので、新しくしました。


桐たんす本体、裏板と後脚

 新しくなった桐たんすの後側です。しっかりするように後足を付け足しました。


桐たんす本体、新しく桐材を継ぎ足して奥行を修正

 継ぎ足したり、直したりした細部の様子です。


桐たんす、引き出し底板の接ぎ切れ

 引き出しの底板は、このように、縮んで接ぎが切れたりしていることが多いものです。


桐たんす、引き出し底板を外す

 この桐たんすの引き出しは、糊も効いていませんでしたので、底板を外して


桐たんす、引き出し底板の接ぎ足して幅の修正

 縮んでいた分を継ぎ足し補正して、糊を付けて貼り直しました。


幅4尺3つ重ね桐たんすの下置きを桐チェストにリメイク

 桐チェストは、3つ重ねの桐たんすの下置きをチェストにリメイクしました。


桐チェスト、棚替え

 棚口の部分はひどく垂れ下がっていて、

引き出しが開け閉めできませんでしたので、新しく替えました。


桐チェストにリメイク、新規天板
 
 本来の天板とは別に、新しく桐材で、もう一枚しっかりした天板を造って、

こんな感じで、付けたり外したりできるようにしました。

 一寸したものは置けそうです。

桐チェストにりメイク、木地修理の様子

 桐チェストの横側です。


桐チェストにりメイク、木地修理、後側の様子

 桐チェストの後側です。

 ガタつかないように、新しくしっかりとした桐材でやり替えました。


桐たんす仕上げ、ウヅクリをかける

 仕上げは、木目に沿って、ウヅクリ(たわしの一種)をかけて、

 桐の表面に凸凹を造って、木目を浮き上がらせて、


桐たんす仕上げ、古色に色付け

 造ったサンプル等を参考にして、お客様のお好みに合わせて

色を付けて艶を出して仕上げます。

 ウチでは、昔からの伝統的な材料と技法で、仕上げることがほとんどです。


蝋を引き、金具をつける

 蝋を引き、金具を付けたところです。


桐チェスト、古色仕上げ

 古色に色を付けて再生し、桐チェストにリメイクした桐たんすの下置きと、


桐たんす古色仕上げ、再生

 こちらは、古色に色を付けて再生した桐たんすです。

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2013-10-15 : 桐たんす洗い、修理(再生、リフォーム) : コメント : 0 :
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桐たんす、桐チェスト、古色再生

IMG_1504.jpg

 兵庫県の姫路のお客様のお宅に桐チェストを納品しました。

 古風でいられると言いますか、大変、奥ゆかしく物腰の柔らかい娘様と、

IMG_1509.jpg

 こちらは、現代的で、活発で元気でおられるお母様とお孫様のお二人です。

 引き出し6段の桐たんすを納めさせて頂きましたです。


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 納めさせていただいた桐たんすと桐チェストは、実は、こちらの古い桐たんすを修理し、古色に色を付けて再生したものです。


IMG_1005.jpg

 裏板も外れていて、持ち運ぶときに半分崩れてしまいました。


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 一寸手間は掛かりましたが、娘様の方には、こんなふうに、桐のチェストにリメイクして納めさせて頂きました。


IMG_1297.jpg

 裏板を新たに造って貼り直したり、台輪を新しく造ったり


IMG_1287.jpg
 
 天板を別に造って上から被せたり、色々と手を加えました。

 材料はもちろん、無垢の桐材です。


IMG_1347.jpg

 天板は、取り外し可能です。
 
 色付けは、樹の皮を煎じて造った天然の染料と薬品、柿渋などを使って行いました。

 いわゆる、草木染めの一種です。



IMG_1382.jpg

 こちらは、お母様に納めました、引き出し6段の桐たんすです。


IMG_1438.jpg

 横側の銀色の金具は、棒通しといって、このように棒を通して運ぶための金具です。

 傷んでいたので、一寸奮発して良い物に替えました。


IMG_1480.jpg

 細部はこんな感じです。

 金具はメッキしたり、取り替えたりせずに、そのまま再利用しました。


IMG_1513.jpg

 お母様が、「現代的になって帰ってきた。」と言っておられました。

 ちょっと、今風に洒落た、時代色と言うか、古色再生の桐たんすと桐チェストです。


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 大東伸哉・おおひがしのぶや

Author: 大東伸哉・おおひがしのぶや
 京都生まれ
 主にオーダーで、桐たんすをはじめ、水屋箪笥、机等、無垢の木で家具を造っています。
 漆塗りの職人(塗師)でもあります。
 桐箪笥や和家具の洗い修理、再生(リフォーム)や、漆の塗り直し等もしています。
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