桐たんす、和家具からテーブル、机までお造りする職人です。また漆塗りの職人でもあります/指物師、漆塗師~京都の大東漆木工

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ヒノキの艶/水屋箪笥

水屋箪笥、桧カンナがけ

 カンナをかけています。桧材です。

水屋箪笥の桧鉋がけ

水屋、ヒノキの艶

 目の細かい柾目の通った桧です。仕上げカンナをかけると、大変きれいな艶が出ます。

弁柄塗りの水屋箪笥

 この柾目の桧材は、水屋箪笥の框(ほねぐみ)に使いました。弁柄を塗ると、また落ち着いた艶が出ます。

桧、弁柄塗り、水屋たんす

 落ち着いた檜のツヤと、弁柄塗りの艶の、水屋箪笥です。

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2012-06-24 : 水屋箪笥 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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桜は息が切れる

桜材カンナがけ

 桜を削っています。桜材のカンナがけは木がとても硬いので、息が切れて大変です。。


桜の板材

 桜の板材は、はぎ合わせて一枚の板にすると、比重が大きのでとても重くてやはり息が切れます。

桜、机天板

 この桜の木で、何を造るのかと言いますと、書斎で使う机を造ります。
 きっと、堅牢で頑丈な机ができると思います。

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2012-06-12 : 机・テーブル : コメント : 0 : トラックバック : 0
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桧と杉の水屋箪笥は…

 滋賀県の大津のお客様のところに、水屋箪笥を納めた時のことですが、お客様が、大変、興味深いお話をしてくださいました。

水屋箪笥

 どんな話かと言いますと、中近東のある国(アフガニスタン?と言ってられと思います)で、治水工事を援助で、各国が、請負ったのですが、その後、日本が工事をしたところはうまくもって機能し、他の西洋諸国の工事した所は、ダメで持たなかったということです。
 日本は、どんな方法で、治水工事をしたかと言いますと、明治より以前、つまり江戸時代の技術や考えで、おこなったということです。
 つまり、中近東のある国(アフガニスタン?)の治水工事に関しては、西洋の技術よりも、日本の明治以前の技術の方が、うまくいったと。
 「おそらく、自然に優しくて、エコだったからでしょう。」と、言っておられました。

水屋たんす、桧と杉を使い、弁柄塗り仕上げ
 
 納めさせて頂いた水屋箪笥は、無垢の桧と杉を使い、弁柄塗りで、仕上げました。

 水屋箪笥

 素朴な様な、やさしい様な、強い様な、感じです。

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2012-06-04 : 水屋箪笥 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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桐たんすと法隆寺

法隆寺

 桐たんすと法隆寺とには、色々と共通点があります。
 その中の一つの、に関しての話をしてみたいと思います。

桐たんす製造、木釘を削る
 
 桐たんすに使う木釘です。使い方が普通の釘とちがって、ちょっと難しいです。
 まず、下穴を開ける錐に合わせて、木釘を削ります。

桐たんす製作、木釘を合わせる
 
 実際に桐の板に下穴を開けて確かめています。

桐たんす製造、木釘の利き具合

 組み合わせる2枚の桐の板に、木釘がきっちり利くかどうか確かめている所です。
 
 木釘は普通の釘と違って、胴体全体で利きますのでこのような調整が、どうしても必要です。
 
 普通の釘は、洋釘と言って明治以降に西洋から入ってきたものですが、頭の輪で効くようになっています。


法隆寺


 この木釘とよく似た形をした物に、和釘があります。鉄で出来ておりますが、胴全体で効かすという所は、木釘と同じで、日本古来のものです。
 
 和釘の大きい物は、1尺(30cm)を越え、法隆寺や薬師寺にも使われています。
 つまり、桐たんすに使う釘と法隆寺や薬師寺の釘の形は、同じです。

法隆寺


 桐たんすは、三代、約百年位しか持ちませんが、法隆寺はその十倍以上の時を経ています。
 
 長く釘を持たすということに関して、明治以降の洋釘と比べて、日本古来からの体全体で効かす、和釘や木釘のほうが、手間は、かかりますが、優れているようです。

 短期的には、効率が悪いが、長い目で見ると効率が良いという事でしょうか。

 こういう古来からの色々な、知恵や手間や汗の結晶が、法隆寺や薬師寺なのかもしれません

法隆寺

 

 ところで、この木釘ですが、炒ってから、使います。

桐たんすに使う木釘を煎る
 
 木で作った釘をフライパンで煎っております。
 香ばしい香が立ち込めています。

 桐の板を組み付けて桐たんすを造るのに使うのですが。

桐たんすの引き出しを木釘を使って組み付ける
 
 木釘は削ってから、使う前にフライパンで煎ります。
 香ばしい香りがしてきたら出来上がりです。
 なぜ、煎るかと言いますと、熱を加えることによって、カリッと木釘が、硬く硬化するからです。 
 ただ、この煎り方も、ちょっとコツが要ります。、

桐たんすに使う小さ目の木釘を煎る
 
 こちらは、少し小さい目の木釘でが、
 小さく細い木釘は特に、弱火で時間をかけてゆっくりと熱を加えます。
 強火であわてて焦がしてしまいますと、もろく弱い木釘になります。
 ですから、分厚い鉄板のフライパンや冬はストーブの上に乗せて気長に煎ります。


 桐たんす、引出し底板を木釘で止める
 
 何かと、手間のかかる木釘ですが、桐たんすの作業には、分厚いフライパンが必要です。

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2012-06-02 : 桐たんす : コメント : 2 : トラックバック : 0
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 大東伸哉・おおひがしのぶや

Author: 大東伸哉・おおひがしのぶや
 京都生まれ
 主にオーダーで、桐たんすをはじめ、水屋箪笥、机等、無垢の木で家具を造っています。
 漆塗りの職人(塗師)でもあります。
 桐箪笥や和家具の洗い修理、再生(リフォーム)や、漆の塗り直し等もしています。
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