桐たんす、和家具からテーブル、机までお造りする職人です。また漆塗りの職人でもあります/指物師、漆塗師~京都の大東漆木工

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桐の杢/座卓(テーブル)

 桐の杢(木目模様)

総桐テーブル(座卓)の天板の木目模様 

 桐の無垢板で造った座卓(テーブル)の天板の様子です。
 仕上げカンナをかけて、木目が浮き上がったように見えておもしろいです。
 こういう桐の杢は、大きな桐の木の、いわば老木にしか出ません。


 全体的には、こんな感じの桐の無垢板テーブルというか、総桐の座卓です。

桐テーブル、斜めから撮影

総桐座卓、正面から撮影

桐テーブル、桐の机 

 元々は、このような、大変大きな桐の盤でした。
 この桐の板の厚みを、2枚に割って、無垢の桐テーブル(座卓)の材料にしました。
 そして、はぎ合わせて、桐のテーブル(座敷机)の天板を造りました。

20年以上寝かした大きな桐の厚い板

 桐の直径1メートル以上ある、大変大きな桐の木を挽き割って、20年以上寝かしたものです。
 
 表皮にコブがたくさん見えますがが、こういうコブなどによって、面白い桐の杢がでます。 
 そして、こんな表面の凹凸は、いわば、老木にしか見られません。

桐の無垢板の杢
 
 桐の無垢板の製品にしますとこのように木目が浮き上がって見えます。

 桐の無垢板テーーブルの杢目


 20年以上寝かした大きな桐の老木の盤

  畏敬の念さえ感じます。
 

大きな桐の木を分厚く挽き割った桐の盤 

 
  この桐の板は、厚さ10センチに挽き割ったものですが、中心より、大分、外側の、どちらかというと、側に近い部分です。


 木の中心(内側)の方から撮ったものです。 元の桐の木が、大分、大きかったことが分かるかと思います。
  
桐の盤

 車に積んだところですが、断面を見ると、木の中心より、外側に近いことが解ります。
 この部分は、あまり反ったり割れたりしません。安定した部所なので、テーブルの天板に使えます。 
 

  
 この桐の板を使って、総桐の座卓(無垢板、桐のテーブル)を造ったわけです。 
 

 桐の老木の無垢板テーブル
 
 杢目がおもしろい、桐の老木の無垢板テーブルです。

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2012-03-27 : 机・テーブル : コメント : 0 : トラックバック : 0
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漆塗り直し、箪笥再生

漆塗り直し、箪笥再生

 漆を塗り直して、再生した箪笥です。


古い漆塗りの箪笥

 元は、こんな風な古い傷んだ「漆を塗った箪笥」でした。

 まず、古い漆を、剥がしてから、直しますが…。


 たんす、漆塗り直し前の木地修理、底板の修理箇所
 
 古い漆が、ポロポロと剥がれるのは、漆や下地の劣化と、もう一つの大きな原因は、木が長い年数経つと縮ん出来て、割れたりして、木地が動くからです。 
  

箪笥、漆塗り直し前の木地修理、底板の脚の修理完了

 つまり、木地の動きについていけなくなって、下地ごと、漆塗りの部分が、剥がれてきます。
 

古い漆を剥がしたあと、木地の裏板の隙間部分

 縮んだ木地の幅を、修正するように、


箪笥、漆塗り直し木地修理、引出しの締め付け

 新しい木を、継ぎ足したり、差し入れたりして、、木地が動かないように直します。



たんす、漆塗り直し前の木地修理、節の部分をきれいにして木地を調整

 それから、、節の凸凹やへこんだ所を、埋め木したりします。


 漆塗り直し、箪笥再生、木地調整、鉋掛け

 直し終わったら、木地の表面のデコボコをかんなで削って、平らにします。


漆塗り直し、箪笥再生、木地調整、たんすの裏側も鉋掛け

 たんすの裏側も、きっちり直して、平らに削り直します。

 たんすの裏側は、箪笥を支える大事な部分だからです。


木地の修理が終わった、漆塗り直し前の箪笥

 直して、引き出しなどの調整も終わったところです


漆塗り箪笥の木地
 
 そして、やっと布を貼ったり、下地を入れたりする、漆塗りの工程に入ります。



漆塗り直し、箪笥再生、生漆を浸み込ませて、木地を固める

 まず、生漆をたっぷり浸み込ませて、木地を固めます。


 漆塗り直し、箪笥再生、布を着せる

 それから、布を着せます。 箪笥全体に糊漆で布を貼り付けます。


漆塗り直し、箪笥再生、糊漆で布を貼る

 ※糊漆は、コメの粉から造った糊と生漆を混ぜて造ります。


漆下地付け

 さらに漆の下地を付け。漆の下地は3回位に分けて付けます。

 ※漆の下地は、「細かい土の粉」と「水」と「生漆」を混ぜて造ります。
 
 付けては、固まったら研ぐ、これを繰り返しますので、大変な、手間と日にちがかかります。



生漆で固めて、下地の完成

 やっと、下地付けが終わり、表面を生漆で固めて、下地の完成です。
 
 漆の下地ができて、初めて、刷毛で漆を塗ります。


黒漆で下塗り

 下塗りから、始まり、


中塗り

 中塗りへと、
 

漆塗り直し、箪笥再生、朱中塗り、研ぎ

 そして漆が乾いたら、研ぎます。


中塗り研ぎ
 
 塗っては、乾かし、研ぐことを繰り返します。 


上塗り
 
 最後に上塗します。


漆、朱溜塗りの箪笥
 
 ようやく、金具をつけて出来上がりです。
 
 箪笥や、家具を直して、漆を塗り直すのは、,、たくさんの日にちがかかります。



 
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2012-03-09 : 漆塗り : コメント : 0 : トラックバック : 0
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 大東伸哉・おおひがしのぶや

Author: 大東伸哉・おおひがしのぶや
 京都生まれ
 主にオーダーで、桐たんすをはじめ、水屋箪笥、机等、無垢の木で家具を造っています。
 漆塗りの職人(塗師)でもあります。
 桐箪笥や和家具の洗い修理、再生(リフォーム)や、漆の塗り直し等もしています。
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