桐の杢/座卓(テーブル)
桐の杢(木目模様)
桐の無垢板で造った座卓(テーブル)の天板の様子です。
仕上げカンナをかけて、木目が浮き上がったように見えておもしろいです。
こういう桐の杢は、大きな桐の木の、いわば老木にしか出ません。
全体的には、こんな感じの桐の無垢板テーブルというか、総桐の座卓です。


元々は、このような、大変大きな桐の盤でした。
この桐の板の厚みを、2枚に割って、無垢の桐テーブル(座卓)の材料にしました。
そして、はぎ合わせて、桐のテーブル(座敷机)の天板を造りました。

桐の直径1メートル以上ある、大変大きな桐の木を挽き割って、20年以上寝かしたものです。
表皮にコブがたくさん見えますがが、こういうコブなどによって、面白い桐の杢がでます。
そして、こんな表面の凹凸は、いわば、老木にしか見られません。

桐の無垢板の製品にしますとこのように木目が浮き上がって見えます。

20年以上寝かした大きな桐の老木の盤
畏敬の念さえ感じます。
この桐の板は、厚さ10センチに挽き割ったものですが、中心より、大分、外側の、どちらかというと、側に近い部分です。
木の中心(内側)の方から撮ったものです。 元の桐の木が、大分、大きかったことが分かるかと思います。

車に積んだところですが、断面を見ると、木の中心より、外側に近いことが解ります。
この部分は、あまり反ったり割れたりしません。安定した部所なので、テーブルの天板に使えます。
この桐の板を使って、総桐の座卓(無垢板、桐のテーブル)を造ったわけです。

杢目がおもしろい、桐の老木の無垢板テーブルです。

桐の無垢板で造った座卓(テーブル)の天板の様子です。
仕上げカンナをかけて、木目が浮き上がったように見えておもしろいです。
こういう桐の杢は、大きな桐の木の、いわば老木にしか出ません。
全体的には、こんな感じの桐の無垢板テーブルというか、総桐の座卓です。



元々は、このような、大変大きな桐の盤でした。
この桐の板の厚みを、2枚に割って、無垢の桐テーブル(座卓)の材料にしました。
そして、はぎ合わせて、桐のテーブル(座敷机)の天板を造りました。

桐の直径1メートル以上ある、大変大きな桐の木を挽き割って、20年以上寝かしたものです。
表皮にコブがたくさん見えますがが、こういうコブなどによって、面白い桐の杢がでます。
そして、こんな表面の凹凸は、いわば、老木にしか見られません。

桐の無垢板の製品にしますとこのように木目が浮き上がって見えます。

20年以上寝かした大きな桐の老木の盤
畏敬の念さえ感じます。

この桐の板は、厚さ10センチに挽き割ったものですが、中心より、大分、外側の、どちらかというと、側に近い部分です。
木の中心(内側)の方から撮ったものです。 元の桐の木が、大分、大きかったことが分かるかと思います。

車に積んだところですが、断面を見ると、木の中心より、外側に近いことが解ります。
この部分は、あまり反ったり割れたりしません。安定した部所なので、テーブルの天板に使えます。
この桐の板を使って、総桐の座卓(無垢板、桐のテーブル)を造ったわけです。

杢目がおもしろい、桐の老木の無垢板テーブルです。
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漆塗り直し、箪笥再生

漆を塗り直して、再生した箪笥です。

元は、こんな風な古い傷んだ「漆を塗った箪笥」でした。
まず、古い漆を、剥がしてから、直しますが…。

古い漆が、ポロポロと剥がれるのは、漆や下地の劣化と、もう一つの大きな原因は、木が長い年数経つと縮ん出来て、割れたりして、木地が動くからです。

つまり、木地の動きについていけなくなって、下地ごと、漆塗りの部分が、剥がれてきます。

縮んだ木地の幅を、修正するように、

新しい木を、継ぎ足したり、差し入れたりして、、木地が動かないように直します。

それから、、節の凸凹やへこんだ所を、埋め木したりします。

直し終わったら、木地の表面のデコボコをかんなで削って、平らにします。

たんすの裏側も、きっちり直して、平らに削り直します。
たんすの裏側は、箪笥を支える大事な部分だからです。

直して、引き出しなどの調整も終わったところです

そして、やっと布を貼ったり、下地を入れたりする、漆塗りの工程に入ります。

まず、生漆をたっぷり浸み込ませて、木地を固めます。

それから、布を着せます。 箪笥全体に糊漆で布を貼り付けます。

※糊漆は、コメの粉から造った糊と生漆を混ぜて造ります。

さらに漆の下地を付け。漆の下地は3回位に分けて付けます。
※漆の下地は、「細かい土の粉」と「水」と「生漆」を混ぜて造ります。
付けては、固まったら研ぐ、これを繰り返しますので、大変な、手間と日にちがかかります。

やっと、下地付けが終わり、表面を生漆で固めて、下地の完成です。
漆の下地ができて、初めて、刷毛で漆を塗ります。

下塗りから、始まり、

中塗りへと、

そして漆が乾いたら、研ぎます。

塗っては、乾かし、研ぐことを繰り返します。

最後に上塗します。

ようやく、金具をつけて出来上がりです。
箪笥や、家具を直して、漆を塗り直すのは、,、たくさんの日にちがかかります。